尾道〜しまなみ海道〜愛媛・高知の旅(2日目)

尾道からしまなみ海道を渡り、1日目は愛媛・新居浜の友人を訪ねました!

2日目は高知県へ向かいます。

行ってみたかった2つの植物園へ〜

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【北川村 モネの庭 マルモッタン】

印象派の巨匠クロード・モネがその半生を過ごし「睡蓮」などの名作を生み出した「モネの庭」

フランスのシヴェルニーにあるこの庭を、高知の自然の中で再現したのが、こちらの【北川村モネの庭マルモッタン】それまでは門外不出だった「モネの庭」の名称が贈られた庭です。

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訪れたのが秋ということもあり、ちょっと寂しい感じもしましたが

睡蓮は色とりどりの花を咲かせていました。

ここで育てている睡蓮はフランスからやってきたそうですが

もともとモネが育てていた睡蓮は、逆に日本から輸入したものだったそうです。

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日本の絵が大好きだったモネは、日本から「藤」や「柳」「桜」を取り寄せて庭に植えました。

(日本人からすると馴染みがありすぎる植物に、つまらない印象を受けるかもしれませんが、これをわざわざフランスで育てたっていうのが、すごい情熱ですよね!)

ついには憧れの浮世絵に似せた、日本風の太鼓橋まで架けるのです。

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あの印象的な太鼓橋の近くには、バラのアーチやおしゃれな洋風のベンチがあったりして、日本と西洋が入り交じっているところが、モネらしい感性なのでしょうね。

モネを通して日本とフランスの交流から生まれた、素晴らしい庭でした。

 

園内の花の庭ゾーン

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こちらは画家のパレットをイメージして造られている「花の庭」

秋の草花がちょうど見頃でした!!!すごい!!

こまめに季節ごとに植え替えが行われ、全く違った表情を見せる庭だそうです。

春に来れたら睡蓮の庭の方も見頃でしょうね。あぁ、春に来れたらなぁ。

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吸い込まれそうな美しさですね・・・!

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本当に素敵な庭でした。尾道にもこんな庭があったらいいのに。うらやましい!

 

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高知県立 牧野植物園】

「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰するために開園した植物園です。とっても真面目な植物園です。

やはり時期が時期だったので園内はちょっとさみしい感じでしたが、

記念館と温室が大変素晴らしかったです。

記念館には資料がたくさん展示されていて、牧野富太郎の植物に対する情熱に圧倒されてしまいます。植物画の資料もっと見たかったです!!

 

そして、高知に来たからにはここには寄らねば・・という場所へ!!!

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じゃーん!坂本龍馬です!!桂浜です!!

想像していた大きさをはるかに上回っていました・・。

びっくりしました。こんなに巨大な像だったんですね・・・!

 

海に近づくにつれ、

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

という音が聞こえて「何この音?」と思ったら

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なんと波の音なんですね!!! すごい音です!!

よく「瀬戸の穏やかな海」とか言いますが、どれだけ地元の海がおとなしいか分かりました。台風の尾道水道より通常時の桂浜の方がヤバいですよ。

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島が浮かんでないです・・何にも無い水平線です。すごい!

島々に囲まれた場所で生活してると、こういう水平線はなかなか見れません。なんか言いようの無い感動がありますね・・。

 

初めて四国を旅しましたが、しまなみ海道で1時間足らず。

あっという間に行けると分かって、四国をとても身近に感じました!

まだ香川と徳島には行ってないので、次回はぜひ訪れたいです!四万十川を見てみたい!

四国の方も、ぜひしまなみ海道を利用して、尾道に遊びにいらしてほしいです!

あっという間ですよ!